人間不信

探偵を長年続けていますといろいろな状況、状態に陥ります。

特に男性探偵は女性不信に女性探偵は男性不信にと人間不信にかかってしまいます。

悲しい事ですがそれぞれ異性に対する不信感は殆どの探偵は経験します。

浮気調査で得られた結果では男女を問わず、殆ど浮気をしていたという結果が得られます。

当然です。

配偶者なり、恋人なりが「様子がおかしい」と感じ、「浮気」を疑い、浮気調査を依頼してくるのですからある程度の結果が出てくるのは当然といえば当然です。

相手に対して「おかしい」と思っていない人はまず浮気調査などを依頼することはありません。

浮気調査によってさまざまな男女の「浮気」の実態を垣間見ることになります。

一見したところ、良妻賢母に見える妻の浮気調査。

浮気する妻というと夫婦関係が既に破綻していて派手な生活を送っているようなイメージにも思えがちなのですがそうとは言い切れません。

子供の習い事や塾への送り迎えしたり、突然の雨では夫を駅まで迎えに行ったり、買い物、洗濯など外から見ている限りではよく家事も豆にこなしており、理想の奥様に見受けられた女性。

こんな人が浮気をしているのかと思いながら調査をしているとある時、妻から女に変身、夫以外の特定の男性と待ち合わせ、2人で歩いている姿もまさに恋人同士と変わりなく、そしてラブホテルにて一時を過ごしている姿を何度か捉え、探偵自身も信じられないというケースもあるのです。

また共働きの妻は退社後に夫と待ち合わせ、一緒に外食して楽しい時間を過ごし帰宅しているかと思えば、別の日には上司らしき男性とまっすぐホテルに行き密会、夫にはスイミングスクールへ行っていると話をして密会の時間を作っている。

よく見える妻でも子のように浮気に走っているところを見せつけられると女性不信に陥ってしまいます。

夫の浮気調査においては残業、接待などを理由に浮気相手女性と会い、洒落た飲食店での飲食や高級品のプレゼントなどエゴイズムが満載の浮気がよく見受けられています。

そんな夫の中にはかっこをつけたいのか、借金までして浮気相手を貢いだりしています。

しかし、家では妻にやたらと優しかったり、休日などには家事を手伝ったりとか一緒に外出したりと夫婦仲も円満に見えるのです。

はたまた浮気相手が複数という男性もいるのです。

それなりに時間や金銭的余裕がなければできないことなのですが二股、三股は当たり前的な男性も存在します。

これがまた女性には豆で優しい。

結果的に男性探偵は女性の浮気の実態を知り、女性不信に、同様に女性探偵は男性の浮気の実態を知ることとなり、男性不信にとなってしまうのです。

私の周りの探偵には独身の人が多いのですが確かに職業柄、時間的にいろいろと制約され、一般的な恋愛がなかなかできないという事情もありますが異性に対する不信感を目の当たりにしている毎日により恋愛、結婚に更に一歩進めないのも原因の一端でもあるかもしれないのです。