個人的なことでも何にでも興味を示す

探偵という職業に長く携わっているといろいろな方向から物事を見てしまう癖が生じてくる。

浅くてもかまわないから広く知識を入れておきたいと考えるのは探偵である。

何か特化して深くなんてことよりも基本的には調査に準ずるものが多いのだが個人的にも広く浅くの知識を渇望している探偵は多い。

確かにカメラやビデオカメラなどに探偵業務に必要な調査機材であっても特化して深く知りたいと思うことは少ないのである。

簡単に言えば小型軽量で使いやすく、望遠も効き、手ぶれなく撮影ができ、暗がりでも強いカメラさえあれば充分なのである。

ですから性能の良いカメラについては常にアンテナを出しており、ある程度使いこなせる知識があれば充分でむしろ状況において活用できる撮影機材を知るべきなのである。

パソコンも同様である。

何もパソコンを極めてシステムエンジニアやプログラマーになろうとか考えている探偵はいません。

正直、フルにパソコンを使いこなせる探偵は少ないだろうがハッキングなどができればいろいろと役立つかなと考える探偵は少なくない。

しかし、そこまで勉強する時間は探偵には殆どないのである。

ただパソコンから得られるネット情報においては価値は認めている。

それだけいろいろな情報が出まわっているのである。

この情報を如何に集められるかも探偵の資質になるので最低限、ある程度の操作は必要になってくる。

また探偵は調査ばかりではない。

クライアントとの相談や受件もしなくてはならない。

こちらの方がむしろ重要な事になる。

どんなに探偵としての調査能力が秀でていたとしても依頼が入らなければそれを生かす調査ができなければ何もならない。

悩みの相談に乗れるにはある程度の知識が必要であり、相談者はその専門的な知識を認めてこそ初めて受件に繋がるのである。

法律的な事から地域、地理から最近のさまざまな状況動静などを知っている事でこの相談者のいる探偵事務所なら安心で信頼がおけると依頼して貰えるのである。

なにしろ最近のクライアントはネットで検索、いくつかの探偵事務所に問い合わせする人が多く、比較している現状である。

当然、礼儀、作法から言葉遣いにも気を遣わなければならない。

その為には何にでも興味を示し、浅くてもかまわないが広い知識を持っていなければならないのである。

常日頃からいろいろな分野の知識を吸収する為の努力は探偵を続けていくのに必要な「あるある」なのである。